ストレンジャーズ 戦慄の訪問者の感想
ようやくソウ以外の映画について書きます(笑)
今回はストレンジャーズという映画を観たんですが、私はマスクつけた殺人鬼が好きで、この映画にマスクつけた人達が出てくるらしいので前々から気になっていました。
どんなストーリーかと言いますと、プロポーズ失敗した男性とプロポーズを断った女性が別荘で何者かに襲われる話です。
以外ネタバレ注意
マスクの方々怖すぎ。今まで観たホラー映画の殺人鬼にはない精神的に攻めてくるタイプです。扉をただ叩き続けたり、窓の外に立ってたり、部屋の中をうろうろしたり、突然電気を消したりつけたり…最終的には具体的な理由もなく殺すという…
理不尽なストーリーでファニーゲーム感がありました。マスクの方々に都合よく展開していくところとか特に(時間戻したりはしないですけどね)。
怖かったところ
基本マスクの方々は音を立ててカップルを怖がらせますが、それゆえに音が何もしなくなった時、突然大音量で飛び出してくるんじゃないかとビクビクしました。
それとレコードが曲の同じ部分をリピートし続けるとこも精神的にきました。
振り返ると、怖かったのは大体音ですね。マスクも実際に目の前にいたら怖いと思いますが、私は怖いというより
「このマスクかっこいいし楽に作れそうだし素晴らしいな!」
って感じで観てたのであまり怖くはなかったです(笑)
それと、だんだん相手が近づいてくるのも怖かったです。ドア一枚隔てたとこにいる恐怖から、家の中に入ってきているけどどこにいるかわからない恐怖へ。メリーさんみたいな。
大体音が怖かったと言いましたが、一番怖かったのは最後のマスクの方々の行動です。見ず知らずの人を精神的に追い詰め、恨みや盗み目的でなく、家にいたという理由だけでカップルを殺してしまうのが怖かったです。私は最後まで「サプライズ」の最後みたいな種明かしを期待してた分、衝撃が大きかったです。理由がない殺人…運が悪かっただけで殺されてしまうのはとても怖いですね。超常現象的なものがないので現実味があって恐怖倍増です。
この映画を観れば、理不尽で現実的な殺人事件の怖さを味わうことができます。よかったらどうぞ。
マスクの方々が、人を殺さずに怖がらせるだけの恐怖研究クラブ的な方々だったらマスクつけて混ざりたい。