NegaMのホラー日記

ホラー映画とかの感想

悪魔のいけにえ2 感想

 今回は最近Blurayを買った悪魔のいけにえ2を観ました。悪魔のいけにえ、テキサスチェーンソー、テキサスチェーンソービギニング、レザーフェイス一家の逆襲は観たことあったんですが2は観たことなかったので楽しみでした。

 

 

あらすじ

 ストーリーは前作の続きです。サリーは逃げ切ることができてレザーフェイス達について話して警察が向かいますが、レザーフェイス達は見つからず、事件は解決しないまま時間が過ぎていきます。しかしテキサスではまだチェーンソーによる事件が起こっており…って感じの説明からストーリーが始まります。

 

 

感想(ネタバレなし)

 前作と違ってギャグが混ざっている感じでした。笑えるとこがあってオススメです。

 前作と繋がりもあり、前作のキャラを覚えてるとより楽しめます。

 

以下、ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーリー

 2人の若者が車を爆走させながら銃をぶっ放してはしゃいでいます。ラジオDJのストレッチにいたずらのリクエスト電話をかけたり、対向車の進路妨害をしています。

 

 夜になり再びいたずら電話をかける2人。すると2人は先程進路妨害したトラックに進路妨害されます。キレる2人。するとトラックは道を開けます。しかし、2人の車にバックで並走してきます。そしてトラックの荷台にゾンビみたいな人形が登場します。ゾンビ人形は二人羽織みたいになっており、後ろで誰かが人形を動かしています。

 ゾンビ人形はチェーンソーを持ち、起動して2人の車に斬りつけ始めます。若者の1人が銃で撃つとゾンビの顔がズレてレザーフェイスの顔が現れます(やっちゃえレザーフェイス)。レザーフェイスはそのまま運転手の頭を斬って、2人の車は事故を起こします。

 

 レザーフェイス達に甥を殺されたということで復讐を考えている保安官のレフティは2人の若者の死亡事故を調査します。過去の甥が殺された事件と結びつけます。

 そこへDJのストレッチが2人が死亡した時の電話のテープを持ってきますが、1人で調査すると言って追い返します。

 

 ストレッチはに呆れながら相棒?のLGの元へ戻ると、そこではチリコンテストが開かれていて、ドレイトン・ソーヤーが優勝して、チリでビチョビチョになったトロフィーを進呈されていました(絶対人肉じゃん…)。前作にもでてきたおじさんですね。

 

 レフティはチェーンソーの店へ行き、でかいチェーンソー1つと小さいチェーンソーを2つ買います。チェーンソーを無言で振り回しながら選ぶレフティとそれを見て呆然とする店長が面白いです。外の木で荒々しく試し斬り。店長もそれを見てハイテンションに。多分レフティレザーフェイス達への怒りを込めていたんでしょう。でもチェーンソーを3つも使うのだろうか…

 

 レフティはストレッチの元へ訪れ録音した、2人の若者がチェーンソーど襲われてる時のテープをラジオで流して欲しいと言います。了解したストレッチはラジオでその音声を流します。

 

 ドレイトンがチリコンテスト1位で喜びながら車で家に戻っているとラジオでチェーンソーの音声が流されているのに気づき、怒ります。

 

 その日の夜、ストレッチがラジオ局でレフティを待っていると、物音がします。物音の方へいくと不気味な男が。どうやらレザーフェイスのもう1人の兄のようです。たしか前作でトラックに轢かれた気が… 生きとったんかワレェ。

 相変わらずのヤバさでストレッチに話しかけます。熱したハンガーで自分の頭を掻きながら。しかもハンガーについてきた頭皮を食べています。やばい行動しながら帰りそうで帰らない、話が通じてそうで通じてないこの感じがとても不気味です。

 

 突然レザーフェイス登場!兄の頭にチェーンソー直撃。鉄の頭が露わになります。前の事故で鉄頭になったのでしょうか。

「俺じゃない、その女をやれ」

と言う兄。ストレッチは奥の部屋に逃げ込み、鉄の扉を閉めます。

 さすがのチェーンソーでも鉄の扉は壊せず、どうにもできなくなります。するとそこへLGが帰ってきてしまいます。兄に頭を殴られまくるLG。足がバタバタなっているシーンは前作の最初の犠牲者を思い出します。

 

 一方レザーフェイスは鉄の扉を諦め、別の壁を突き破って入ってきます。ストレッチの前の氷の山にチェーンソーを出し入れするレザーフェイス。何をしているんだい。更にストレッチの下半身を凝視しだすレザーフェイス。止まったチェーンソーをストレッチの股に当たると、レザーフェイススーパーハイテンションで腰を振りながら周りのものを壊し始めます。その際にストレッチに話しかけられていたためか、暴れた後ストレッチを見逃すレザーフェイス。兄にストレッチは殺したと報告してLGの死体を車に積んで帰って行きます。

 

車に乗って追いかけるストレッチ(タフだね…)。レザーフェイス達が到着したのはボロボロの遊園地でした。車を降りて追跡するストレッチ。すると後ろから車がきて追い回されます。逃げる際に穴に落ちてしまうストレッチ。後ろからきた車は実はレフティで、ストレッチを助けようとしますがストレッチは穴の底へ落ちていってしまいます。

 

 レフティはどうやらストレッチを利用してレザーフェイス達の居場所を見つけるつもりだったようで、小さいチェーンソーを2つ腰に、大きいチェーンソーを手に持って遊園地の中へ入っていきます。

 

 遊園地は大きい建物の中にある感じの場所で、中に入ったレフティは早速建物の梁を叫びながらチェーンソーで切り始めます。

 

一方ストレッチは肉の解体場所のような場所に落ちてしまい、お馴染みのエプロン姿のレザーフェイスが小さいチェーンソーでLGの顔の皮膚や肉を取っている場面を見てしまいます(小さいチェーンソーも扱えるレザーフェイス)。その際、物音を立ててしまいレザーフェイスに見つかるストレッチ。しかしストレッチはレザーフェイスのお気に入りになってしまったようで、兄が来てもストレッチがバレないように庇うレザーフェイス。兄がどこかへ行くと、ストレッチにLGの顔の皮膚と帽子を被せ、一緒に踊ります。しばらくしたらストレッチの手を縛って逃げられないようにしてその場を去るレザーフェイス。行動が訳わかんなくて怖いですね。

 

 すると死んでいたかと思われたLGが起き上がります。生きとったんかワレェ(2回目)。

 フラフラしながらストレッチの手のロープを切って力尽きるLG(かっこよすぎる…)。顔の皮を元に戻しその場を去るストレッチ。

 

 レザーフェイス達がいるところを通り抜けようとするストレッチ。通り抜けた際に見つかってしまいます。追いかけるように言われるレザーフェイス。戸惑いながらも追いかけます。

 

 一方レフティは車椅子に座ってフラッシュライトを持った骸骨を発見します。レフティはフランクリンと呼びかけて再び復讐に燃えます。どうやら殺された甥というのは前作で殺されたフランクリンだったようです(DBDのアイテム落とすパークの元になったあの人です)。

 「もう泣くなよ おれが来たぞ」

とフランクリンの死体に話しかけるレフティ。フランクリンの事を可愛がってたんだろうなって思います。レフティを応援したくなってしまう…

 

 ストレッチは逃げている途中、レフティのチェーンソーの音に驚いて出口から遠い方へ逃げてしまいます。すると逃げた方向からはレザーフェイスが。レフティの方へ逃げていきますが、レフティが梁を切ったせいで壁が崩れて行き止まりになります。チェーンソー掲げて追いかけていた割にはストレッチが立ち止まるとどうしようもなくなってその場でバタバタしだすレザーフェイスが面白いです。

 再び話しかけてレザーフェイスをどうにかしようとしますが、ゾンビ人形を持った兄とドレイトンがやってきて、ストレッチを殴って気絶させます。

 

 前作のサリーと同じように食事が広がるテーブルの椅子に縛り付けられているストレッチ。夕食に女を連れて来たのは初めてのことだ、と言うドレイトン。サリーの時のはカウントされてないんでしょうか。

 

 前作同様食卓におじいちゃん登場。手引き車みたいなのに乗って運び込まれます。また前作同様、ストレッチをおじいちゃんに殴らせて殺そうとします。今作のおじいちゃんは前作より動いてる気がします。前作同様ハンマーを外しまくるおじいちゃん。無理矢理ハンマーを持たせて、遂に頭に直撃し、ストレッチはバケツに倒れ込みます(ほとんどドレイトンが殴ってますが)。前作では直撃せずに逃げ出した為、また逃げると思ってた分ショックがありました。

 

 そこへ歌いながらレフティ登場。ヒーローは遅れてやってくると聞きますが、手遅れです。

 チェーンソーを持っていることにビビり、幾らだ? と金でどうにかしようとし始めるドレイトン。これは不意打ちでした。後ろで困惑した表情を浮かべている兄も面白い。更に、レフティが、「おれは収穫の主だ」と言うと、「健康食品会社の手先か?」って返すドレイトンも面白いです。

 

するとストレッチが起き上がり、レフティの名を呼びます。ストレッチが生きていたことに気づいたレフティは、チェーンソーを起動してドレイトンの尻を集中的に攻撃し始めます(なぜ尻w)。 テーブルの下に逃げ込むドレイトン。レフティはストレッチを拘束するロープを切って逃します。それを追いかける兄。レザーフェイスはチェーンソーを手に取り、レフティと戦い始めます。スターウォーズライトセーバー戦をみている気分です。

 チェーンソーとチェーンソーをぶつけ合い、火花を散らします。隙をついてレフティレザーフェイスの腹にチェーンソーを突き刺します。大きなチェーンソーが腹に突き刺さったままのレザーフェイスと、小さいチェーンソー二刀流になったレフティの戦いが始まります。

 テーブルの上で戦う2人の下ではドレイトンが手榴弾を手にしていました。ピンを抜き、離せばいつでも爆破できる状態です。

 レザーフェイスレフティが戦う横で、おじいちゃんが立ち上がります(おじいちゃんが立った!)。そしてハンマーをレフティに向かって投げますがレザーフェイスに直撃。驚きの表情のまま倒れるレザーフェイス。倒れた際にチェーンソーが下のドレイトンに直撃。手榴弾を離してしまいます。レフティがチェーンソーを掲げて勝利の雄叫びを上げた瞬間、手榴弾が爆発します(なんというピタゴラスイッチ)。

 

 ストレッチは前作のサリーのように兄に切られながら遊園地の頂上の山に逃げ込みます。そこにはレザーフェイス達のおばあちゃんの死体とチェーンソーが置いてありました。ストレッチを追い詰めた兄は自傷行為を見せつけ始めます。チェーンソーをおばあちゃんの死体からもぎ取るストレッチ。兄は「ばあ様を殺したな」とキレます。この時ばあ様が動いている気が…

 チェーンソーのエンジンをかけようとするストレッチと、ストレッチを地味に切っていく兄。エンジンかけずに振り回せばいいのにって思い始めた頃エンジン起動。兄はチェーンソーで斬られ、山から落ちていきます。

 最後、チェーンソーを振り回しながら叫ぶストレッチ。前作の最後のシーン(レザーフェイスがチェーンソーを振り回すシーン)を彷彿とさせます。ただ動きが何か小さくて笑えました。

 

 

感想

 ギャグがところどころにあり、前作とは違う感じで面白かったです。チリコンテストで人肉チリが優勝してるとことか、ソーヤー家の言動とか色々。

 レフティがフランクリンの死体の前で怒ったり、LGが最後にストレッチを助けたり、かっこいいシーンもありました。チェーンソーでのチャンバラもかっこよかったです(見方によってはギャグ)。

 

 最初の2人組が迷惑行為をするシーンでは、序盤からレザーフェイスを応援したい気持ちで一杯になりました。期待通りレザーフェイスが倒してくれました。ざまあねえです。

 

LGには生きてて欲しかった…自分の顔の皮を被る第3のレザーフェイスとして(第2はトーマス)。

 

 レザーフェイスの兄は相変わらずヤバイ奴だなって思ってたんですが、調べたところ前作の兄とは別人らしいです。前作の兄の双子らしいですね。ゾンビの人形だと思ってたのが前作の兄の死体らしいです。ヤバイ奴2人もいたのか…ドレイトンが大変そう。

 

レザーフェイスは今作では癒し枠でした。ストレッチに恋して見逃したりダンスしたり。レフティとのチェーンソーチャンバラには負けてしまいましたが、戦っている時は「レザーフェイス一家の逆襲」のラストを思い出してテンション上がりました。

 

 今作は前作に比べて明るく狂った雰囲気で楽しめます。是非観てみてください。