イット・フォローズ 感想
うつされたら、ヤバイ奴がずっと付いてくるって感じのホラー映画のイットフォローズを観ました。ペニーワイズが出てくるイットではないです。
予告↓
設定としては
・ヤバイ何かがずっと歩いてつけてくる。
・捕まると殺される。
・うつされてない人には見えない。
・見た目は変わる。
・イチャコラ(意味深)すればうつせる。
・うつした相手が殺されるとまた自分がつけられる。
こんな感じですね。ずっと徒歩で殺しに来てるのも怖いですが、その存在が周りの人には見えないっていうのも更に怖いです。
以下、ネタバレ注意
最初、女性が例のつけてくる奴(以下ストーカーオバケ)に殺されます。殺されるシーンがあるわけではないですが、死体を見た感じ残酷でした… 体がグニャグニャに…
そして主人公登場。彼氏とイチャコラして感染。全裸の女性姿でストーカーオバケ登場。彼氏から説明を受けるも半信半疑。今度はおばあちゃん姿でストーカーオバケがやって来て状況を理解する主人公。
家に閉じこもって幼馴染的な人たちと過ごします。しかし家の中まで入ってくるストーカーオバケ。部屋に入ってくるシーンは本当に怖いです。暗い廊下の向こうから身長が高い男性の姿で向かってくるのは寒気がします。
次は遠くの場所へ逃げて過ごしますがやはり徒歩でやってくるストーカーオバケ。この時に、周りの人には見えないだけで実体はあることがわかります。椅子で殴れたり、銃で撃てたり。主人公が殺されそうになりますが椅子で殴ったりして逃げます。
その後、近所の友人っぽい人とイチャコラしてうつします。
しかしその友人の母親の姿をしたストーカーオバケが来て友人死亡。オバケはまた主人公の元へ。
最後にはどこかのプールにストーカーオバケを誘い出して電気流して倒す作戦?を立案し、幼馴染達とプールへ。しかしプールに入って来ず、電気流す為の家電とかをプールの中にいる主人公目掛けて投げてくるオバケ。殺し方にこだわりはないそうです。
そこで幼馴染の一人が銃で攻撃。位置がわからないから布を被せてヘッドショット。ストーカーオバケはプールへ落ちます。
急いでプールから上がろうとする主人公だがオバケに足を掴まれます。そして凄まじい命中率で水中のオバケの頭を撃ち抜く幼馴染(他の幼馴染の足撃った時とはまるで別人の様)。プールは血で真っ赤に染まり、多分死んだんじゃない?って感じになります。
そして主人公と幼馴染が手を繋いで歩いているシーンで終わりです。後ろから誰かが歩いて来ているのが良い曖昧さでした。
最後の方で足を撃たれた幼馴染の一人が、死は避けられない的な事を言ってたんで、ストーカーオバケはいつか必ずやってくる死を表現してるんだなって思いました。じわじわとやって来るし、油断してるとやられるし…
ホラー映画にありがちな、突然大きな音と共に驚かせにくるタイプのホラーではなく、じわじわと怖がらせてくるタイプです(突然窓ガラスが割れたりはする)。急に驚かされるのは苦手なので良かったですw
それと、ホラー映画では大抵主人公の友人が殆ど殺されたりしますが、一人しか死ななかったのが意外でした。何らかの形で友人全員感染からの主人公以外死亡の流れだと思ってました。まあ、友人達でソーセージパーティ並みの乱交パーティされても困りますが。
ただ、普通に銃でやられてしまうところが残念でした。あと家電投擲もw 物理でやられたり物理で攻撃してくるところがちょっと違和感がありました。
とりあえず急に驚かせてくる系は苦手だけどホラー映画好きって人とか、予告を見て気になった人は是非観てみてください。